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子どもエッセイ

見学者

2012/03/12

うちの園は、常日頃からかなりオープンな感じですので、1年中を通して様々な見学者が訪れます。

保育園・幼稚園関係者や保育用品などの業者さん、園に通ってる保護者のお友だちや保育園を探している人など、本当に様々です。

特に、年が変わる前くらいから、保育園を探している保護者の方の見学が多くあります。

子どものことを思えば、どの園に入園させるかは保護者にとってとても悩むところです。

ですので、見学に来られた方には、いろんな園に実際に見学することをお勧めしています。

どうしても「合う・合わない」という相性の問題もありますから、保護者と子どもが納得する園に通うことが園生活をより充実して送ることができますから。

いろんな園を見学に行って、比較して、自分の家庭に合った園を選べるようにと、見学に来られた方には、園に関する様々な情報が掲載された「入園のしおり」と見学に来られた月のお便りの冊子(園だより・カリキュラム・ほけんだより・給食だより・クラスだより)をお渡ししています。

ところが・・・

これら見学者にお渡しするものには、職員の個人情報や、園での行事内容などが載っているのですが、それを嫌がらせの材料にする人が世の中にはいるんですね・・・。

あたかも自分がうちの園に通う子どもの保護者かのようなふりをして、役所にクレームの電話を入れる方が出てきました。

 

保護者からの相談や意見などは、その都度、できる限りの対応を心がけていますし、保護者の皆さんも、いろんなことを気軽に仰ってくれています。

日ごろから、いろんな保護者の方々が園に対してとても協力的ですし、園に通うすべての子ども達へ温かい眼差しを向けてくれてもいます。

 

確かに今の世の中はお世辞にも生き易い世の中とはいえませんし、それぞれがいろんな悩みやストレスを抱えているのが現状なのですが、だからといって、今回のように、自分のストレスを解消するために、うちの園の職員や保護者に迷惑をかけるような行為はやめてもらいたいものです。

 

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