もうすぐ東日本大震災から1年が経過します。
当日は、平日で、園にはテレビがありませんでしたので、まったく何も知らずに夕方のニュースで初めて震災のことを知りました。
テレビなどの映像でも、その凄惨さは想像を絶するもので、すぐに各地の友人・知人の無事を確認したくても、携帯電話も固定電話もつながりませんでした。
時間がたつにつれ、幸いにもすべての友人・知人の無事が確認できましたが、ご家族や友人などを亡くされた方が多くいらっしゃることを思うと、大きな声で喜ぶこともできませんでした。
1年が経過しようとする現在でも、まだ捜索は続き、行方不明者は数え切れないくらい多くいらっしゃいます。
日本は島国で、地震が起きやすいプレートの上に乗っています。
たまたま東日本で起こっただけで、日本全国どこで起こってもおかしくない震災でした。
未だにそれまでの生活に戻れていない方々も多くいらっしゃる中、私たちは何も変わらない毎日を送っています。
そのことで、申し訳ないと思う気持ちもあり、同時に、普段どおりに生活できることの有難さも感じる日々です。
震災に遭われたすべての方々へ心より追悼の念とお悔やみの思いを忘れずに生きていこうと思います。