最近は、どこに行っても「人手不足」ですね。
ふらっと立ち寄った飲食店は、どこも従業員の募集があります。
コンビニでもそうです。
求人雑誌は年々分厚くなってますし、園には毎日毎日、保育士の人材派遣会社から電話があります。
保育士や介護士の人で不足は大々的にとりあげられていて、それだけみると、保育業界や介護業界だけが人材不足だと思いがちですが、日本全体どこも人手不足のようです。
人手が不足すると、サービスの質はどうしても落ちてしまいます。
質を落とさないように、と、現員で埋め合わせしようとしているのが、今の日本ですが、そのことが原因で、疲れ切ってしまっている人も増えています。
そうすると、せっかく今いる人も、何らかの病気などで退職や休職せざるをえない状況になり、ますます人手不足となってしまいます。
まさに負のループのできあがりです。
過剰なサービスに慣れきってしまっている日本人は、今後、苦境に立たされるでしょうね。
サービスがあって当たり前だと高をくくって生きている人たちは特に、です。
時代の趨勢に適応して、過剰なサービスは求めないようにしたいものでしたいものです。
せっかくの貴重な人材をこれ以上疲弊させたくないですしね。
日本は高度成長期以降、人を軽んじすぎてきたのかもしれません。
そういう教育を受けてきたんでしょうね。