人工知能の発達は目覚ましく、直近では大手の銀行の人材カットが話題になりました。
AIで代用できる業務は、人ではなくAIで処理していこうというものです。
AIとはArtificial Intelligenceの略で、人工的な知能のことを言います。
近年のAI研究はこれまでにないくらい盛んで、様々な研究者が人間と同等、もしくはそれ以上の知能を人工的にコンピュータ上などで実現させようとしています。
AI研究は、今に始まったことではなく、古くから行われています。
時代の流れと共に、流行した時期が何度かありました。
しかし、現代ほど盛んで、人間の生活に入りこんだ時代はないように感じます。
AIの発達速度は、人間と比べるととてつもなく早く、指数関数的に発達していくとのこと。簡単に言えば、人間は、今が1の発達としたら来年は2、その次の年は3、に対し、AIは今が1としたら来年は2、ここまでは一緒ですが、その次の年は4となります。
ここまでですと、そんなに大差がないように感じますね。
では5年後はどうでしょうか。
人間は6ですね。AIは5年後には65536となります。10000倍です。
もうこれは人間にはどうしようもできませんね(笑)。
人間は、自分たちが便利に楽に生きていくために、AIを開発し、生活に取り入れてきました。これは今後もどんどん進んでいくことです。
人間がAIを使いこなしているように見えますが(今はまだAIは人間の道具です)、5年後10年後にはどうでしょう。人間では使いこなせないでしょうね。
時代の流れなので仕方ないことです。それを望んだのは、今の大人たちですから。
いくら初期設定で「人間の不利にならないように」との設定をしたところで、AIは自身で勝手に発達していきます。昨年は、AI同士で独自の言語を発明したといいます。
所詮機械ですから、有事の際はシャットダウンしてしまえばいいこと、と簡単に考えてしまうのはちょっと危ないですね。
シャットダウンしなければならない状況になる時には、すでに人間はAIなしでの生活はできなくなっているような気がします。つまり、簡単にシャットダウンできない状況になっているということです。
今の子どもたちが大人になる頃、社会に出る頃、今以上に世の中は変化しているでしょう。
今ある仕事が20年後にあるとは限りません。
今の大人が生きてきた時代とは大きく変わります。
これからを生きていく子どもたちに、どんな力を身に付けさせるべきなのか、これまで以上に真剣に考えるべき時が来ているのだと感じます。