最近は、様々なコミュニケーションツールが利用されています。
FacebookやMixiなどのSNS、SkypeやLineといった無料の通信ツールなど、どれだけ離れていてもネット上でつながっていられる世の中です。
私も、息子の学校関連や友人たち、職場などなどLINEのグループで連絡を取っています。
1の発信で多数に伝わるというのはとても便利ですね。
特に、日時や場所など関係ある人が把握しておいた方がいい情報を伝えるのには、とても便利なツールです。
しかし、あくまでも「連絡手段」であって、円滑なコミュニケーションを取れるツールではない気がします。
人間のコミュニケーションは、9割が非言語コミュニケーションと言われています。
つまり、言語でコミュニケーションできるのは、1割ということです。
上記のツールは、主に言語を使ってやり取りするものです。文字や文章だけでのやり取りになりますから、相手の感情まではわかりません。
つながっていられる喜びや楽しさはありますが、十分なコミュニケーションは難しいように感じます。
とくに文字や文章は、受け取り方によってプラスにもマイナスにも取れますしね。
ポジティブな利用法で、あくまでも「連絡手段」としてならば、この上なく便利なツールですが・・・。
私自身は、こういったツールは、使えはしますが、あんまり得意ではなく、誰かとコミュニケーション取るのはやっぱり直接会ったり、電話で話したりする方が性に合ってます。
たいていが出張時以外は「携帯不携帯」と友人や家族に言われるくらいですから(笑)。
それはそうと、こういったツールがメインになっている世代の子どもたちは、逆に大変だなぁって思います。
コミュニケーション能力がしっかり身につかない内にこういったツールで他人とコミュニケーションしていかなければならないわけですから。
しかも四六時中誰かとネットを介してつながっていることが可能なわけですから、自分の時間も奪われちゃう気がします。
適度な距離感も取れなくなっちゃいますよね。