科学と言えばみなさん何を思い浮かべるでしょうか?苦手イメージを持たれてる方が多いのではないかと思います。
詳しい専門的なことは、確かになじみがなく難しいように感じられるかもしれませんね。ですが、子ども達にとっては日々の生活そのものが「科学している」と言っても過言ではありません。
「どうしてだろう?」
「ほんとにそうなのかな?」
自然や食べ物、他人などなど、自分の身の回りの環境に、疑問を持ったり不思議さを感じたりすることで、自ら働きかけ、そして、自分なりに何かを得るという環境との相互作用は、科学の第一歩です。そこには、必ずしも明確な答えが必要なわけではなく、重要なのは、疑問に感じることや不思議に思うことです。
いわゆる「答え」を身につけたところで、それはただの知識であり、順序だてて考えることや疑問に向き合い解決しようとすることなどは身につきません。
よく見られる子どものいたずらも、実は科学していることの表れでもあります。むやみに制止するのではなく、子ども達の科学する力を大切にしたいですね。