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子どもエッセイ

保幼小連絡会議

2012/06/28

糸島では、保幼小連絡会議といって、卒園した子ども達の様子を就学した小学校に見に行き、小学校と情報等を共有する会議が年に数回行われます。

今年度の一番最初の保幼小は、引津小学校でした。

園から一番近いということもあって、引津小学校に就学した子ども達が一番多いのですが、久々に見る子ども達の姿には、毎年びっくりさせられます。

ほんの数ヶ月前まで、園に通っていた子ども達ですが、就学してからはやはり「自分は小学生だ」という気持ちが強まるのでしょうね。

5時間目の授業を参観させてもらったのですが、お昼ごはん明けにも関わらず、みんな集中して授業に参加していました。

一番、印象的だったのは、どの子どもも物凄く意欲的に授業に参加していたことです。

もちろん、就学前まで通っていた園の先生達が見ているわけですから、チラチラと振り返ったり、恥ずかしそうにしたりする姿もあったのですが、授業が終わるまでは、ちゃんとガマンして席についていました。

ひらがなや数の学習も思った以上にハイスピードで進んでいるようで、中には苦手な子どももいるようですが、得意・不得意は誰にでもあるもの。

苦手とすることにも意欲的に取り組むことで、予想以上の結果が出るようになります。

逆に、意欲がなく、劣等感ばかりですと、苦手なことがどんどん苦手になるだけでなく、得意なところまで苦手になってきてしまうのが、人間というものです。

生きることそのものに、意欲がどれだけ大切なことなのかを改めて感じさせてもらえた1日でした。

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