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2012年 7月

2012/07/09

最近、1歳児さんの間で流行っているのが、玄関で他の子どもやおとなの靴を履くこと。

一般的に、自分の物と他人の物の区別がついてくる時期だと言われていますが、現場で見ていると、それはどうも違う気がします。

自分の物と他人の物の区別はちゃんとついていると思うんです。

区別がついているからこそ、他人の物に興味が出てくるのではないかと思うんですね。

というのも、自分の物だと、重さや形、匂いだったり感触だったりは自分が一番分かってるわけです。

だからこそ、他人の物に実際に触れてみることで、物の形・重さ・感触・色などなどの違いを身を持って体験しているんじゃないでしょうか。

この物の形や重さ、感触、色などの区別を体験するということは、文字や数の概念の獲得につながるんですが、子どもの興味を制止せずに満たしてあげることで、遊びや生活を通して学んでいるわけなんですよね。

おとなから見ると、この1歳児の行動は、ただ靴をぐちゃぐちゃにしていたずらしているだけのように見えるかもしれません。

ですが、1歳児さんにとっては、こんなに自然な形で文字や数の概念を身につけられる機会はないわけです。

子どもの行動には、ひとつひとつ意味があります。

おとなの勝手な思い込みで、「ただのいたずら」だと決め付けてしまうのは、すごく勿体無いことなんじゃないでしょうか。

自分の発達上、必要だから、その行動をとっているわけです。

そして、うちの園児たちのすごいなぁと思うところは、その散らかっている靴を片付けていると、それに気づいた年長さんたちが、一緒になって片付けてくれるところなんですね。

もちろん、最初のきっかけは、保育者が作ってあげないといけませんが、すぐにそれに気づいて、片付けのお手伝いをしてくれるわけです。

これはそのまま、「散らかっている物を片付ける」習慣のモデルを年長さんがやってくれることにつながります。

子どもは、身近なおとな等の環境を通して、いろんなことを身につけるのですが、少し年の離れた子どもがモデルになることほど効果的なものはないんですね。

子どもの行動を制止するのが保育ではなく、いかに先を見通して子どもを導くか、が保育なんだと改めて感じる今日この頃です。

たなばたまつり

2012/07/08

7日(土)は、夕方から恒例の「たなばたまつり」を開催しました。

今年の出店は、ヨーヨー釣り・カキ氷・じゃんけん・風船取り・魚釣り・手作りおやつ・おかしのつかみ鶏の7種類。

最後は、これまた恒例の打ち上げ花火で〆!

お天気が心配されていましたが、まつりが始まるころには雨もやみ、風も穏やかになり、無事に花火まで行うことができました。

昨年度は、用意したおもちゃなどが不足して、きてくださった皆さんにご迷惑をおかけしてしまったので、今年度は、数を昨年度よりも10‐20増やして、出店の券を始め、すべての出店の景品を250セット用意していました。

 

 

出店の券が不足するという嬉しい事態に!

不足してしまった分は、券のかわりに園長手書きの「フリーパス」を手の甲に記してもらい、出店をまわってもらいました。

毎年、小学生・中学生・高校生までもが来てくれるんですが、なかには風船取りなどの欲しい景品が用意されているところは、2度も3度もしたいと思ってくれるようで、もう1セット出店の券を購入しにきてくれる子もいます。

昨年度に続き、今年度も何人かお断りしてしまったので、本当に申し訳なく思います。

断わっちゃったみんな ごめんね!!!!

来年はもう少し数増やして待っておくから!!!

 

毎年毎年、卒園児以外にも、地域のみなさんや卒園児の友だちなどがたくさん来てくれます。

年に1度しか見れない顔もあるのですが、久々に会っていくつか言葉を交わせることがとても幸せです。

今年度は、泰幸保育園のスタッフのみなさんもたくさん来て下さり、お客様にも関わらず園長にこき使われておりました・・・。

本当にごめんね!!!!

 

大勢の方のご協力により、無事に終えられましたことを改めて感謝申し上げます。

今回、集まった売上金に関しましては、後日の保護者会役員会において寄付先を決定したいと思います。

喜怒哀楽

2012/07/07

人間の感情には、喜怒哀楽があります。

その喜怒哀楽を表すことは、人として当たり前のことだと思うのですが、おとなになってTPOをわきまえず周りに迷惑をかけてまで出してしまうのはどうかと思います。

そういう人たちは、自分の感情の表し方を、時と場所によって上手に使い分けて表現するということを学んでこなかったのでしょうね。

これは何も、本人の責任によるものではないと思います。

それまでその人が生きてきた中で、自分を正当に表現する機会を与えてもらえなかったのがガン印のひとつではないかと思うのです。

それを突き詰めると、やはり乳幼児期に突き当たる気がします。

 

子どもにももちろん、喜怒哀楽があります。

そして、その喜怒哀楽を思い切り表現することを通して、徐々にTPOをわきまえた感情表現を学んでいくものだと思います。

ですが、その学ぶ機会を最初から奪われてしまったらどうでしょう?

嬉しすぎてはしゃぐと、「うるさい」と怒られる。

頭に来て怒ると、「思いやりがない」と怒られる。

哀しくて泣いていると、「しつこい」と鬱陶しがられる。

楽しくてはしゃぐと、「興奮しすぎて落ち着きがない」とレッテルを貼られる。

こんな状態だと、子どもは自分の感情を表現すること自体が「いけないこと」だと認識し、感情を押し殺すことを学びます。

TPOをわきまえることを頭ごなしに指示する前に、子どもがそのときに感じた感情に共感することがまず最初に行うべきおとなの行動ではないでしょうか。

おとなだって同じじゃありません?

辛い時に泣いていて、かけてほしい言葉は、「辛かったね」という言葉じゃないですか?

「いつまでも泣いてても仕方ない」という正論ではないですよね。

 

自分の感情を自分自身が感じることで、他人の感情を理解することができます。

そうすることで、初めて「思いやり」の気持ちが出てくるのではないでしょうか。

子どもの喜怒哀楽を押さえつけ、感情表現を奪うことは、そのまま「他者への思いやりを持つ」機会を奪ってしまうことだと思います。

喜怒哀楽の表現の仕方を考えなければならない、ということを学ぶのが、保育園という場所の役割のひとつだと思います。

そのために、まずは喜怒哀楽を表現できる場の提供が第一のステップではないでしょうか。

お星さま~

2012/07/07

 今日は、七夕。 七夕まつり

園では今まさに準備の真っ最中!

みんなもよろこぶ顔がみたいから一生懸命準備してますよ~

昨日は飾りつけをした笹を園の中にも飾りました。

あちよち組の子どもたちもすぐ気づいて

「あ~」と言って指さししたり

「お星さまきらきら~」と手を振りながら歌ったり嬉しそうでした。

今夜の七夕まつり お楽しみに(*^。^*)

0.1歳担当 ka^wa^

野菜スティック

2012/07/06

こんにちは(*^_^*)

明日はいよいよ七夕会ですね♫

先生方もあれやこれやと準備に大忙しです(ー_ー;)

どうか明日晴れますよーに…(>_<)

 

それはさておき、今日は朝のおやつで出している野菜スティックについて語りたいと思います!

にんじんをりんごジュースで炊いたものと、きゅうりに塩をして板擦りしたものをスティック状に切ってだしていたのですが、残食が目立っていました。

あちよち組さんは食べるのを味で決めるようですが、まねっこ組さんからは見た目も入ってくるみたいで、まねっこの先生も見ただけで食べないと言ってありました。

野菜スティックを無くすことも、回数を少なくすることも簡単にできるのですが、どうにか食べてもらえないかと思い、先日にんじんを星形に切り抜いたものを出してみました。すると、まねっこの先生の声掛けもあって、いつもは食べない子も興味をもって食べていたようです!その報告を聞いたときとてもうれしかったです(^~^)

 この経験から、食べないからと献立に入れないようにするのではなく、どうやったら食べてもらえるのかを考ることが大事だと改めて思いました。次回の野菜スティックも食べてくれるといいなぁ(*^_^*)

給食室:めぐたん

心理テスト

2012/07/06

先日、ソーシャルネットワークで流行っていた心理テストです。

この文字の羅列を見て、ぱっと目に入った3つの単語が、自分の性格を表すのだそう・・・。

少し前に、色んなSNSで話題になり、「自分は○○と××と△△だった」などと言った書き込みで盛り上がったようです。

面白そうだったので、私もちょっとやってみたのですが、

「FUNNY」(おかしい・面白い)

「LOVE」(愛)

「APE」(類人猿)

の3つでした・・・。

最初の2つはいいんですよ!

問題は3つ目!!(笑

類人猿って・・・・・・・・(笑

つまりアレですね、私まだ人類になれてないんですね、ハイ。

他にどんな単語あるのかなぁっと見てみると、あるじゃないですかっ!!!

「BEAUTIFUL」

なんでコレ最初に見なかった私!!!!!??

 

みなさんもお暇なときにやってみると面白いかもですよ!

ありがたいなぁ・・・

2012/07/05

お迎えなどの保護者の方々に会った時に、このブログをいつも見てるよ!と声をかけてもらうことがあります。

その際に、

「面白い」

「いつも楽しみにしている」

等と言ったお言葉をもらえることがあるのですが、こういう声をかけて頂くと本当に嬉しくなります。

表面上は平静を保ってますが、心の中で小躍りしてます(笑。

文才がないので、なかなか上手く表現できなかったり、文法がおかしなところが多々あると思うのですが、こんなブログでも読んでくださってるかと思うと、俄然やる気になります。

本当にありがたいことです。

 

ふと

ぬか喜びしてる場合じゃないと我に返ったわけですが、ブログ数日分滞っております。

つまり、

滞っていることもばれてるわけです!!!!!

 

ばれてるぞおおおおおおおお!!!!!!

 

ですが!

ネタは仕入れています!!

今日明日で、やっとリアルタイムに追いつくはずです(笑

 

遅れがちで本当にすみません・・・

女子会 (*^_^*)

2012/07/05

・・・先日、登園してきた子どもたちが、

 「のど、かわいた~」

 「おちゃ、のみた~い」 と訴えていたので、給食室からお茶をもらい、

女の子たちがお茶を飲みながらおしゃべりをしていました。

それを見ていたO先生が、

 「女子会やね!」 と言うと、

Rちゃんが、ニッコリ笑顔で

 「3回~」 ?! (*^_^*)

・・・・女子(会)
・・・・  3   (回)

思わず大笑いッ!!

やっぱり子どもって、ホントおもしろいですねッ♡

 

あちよちぐみ担当  Mami

チームで行う保育2

2012/07/04

チームで保育を行う場合、気をつけていることがいくつかあります。

まず、似たようなタイプの人を同じクラスチームにしないことです。

似たタイプですと、似たような保育を行ってしまい、子どもに対する「目」も似てしまい、本来のその子の姿を見ることができなくなってしまうからです。

ですので、性格や好み、立ち振る舞いなどなど違った個性の人を同じクラスチームに配置しています。

次に、自分以外の人に対して否定的になったり排他的になったりしないこと。

互いにない部分があるわけですから、それを補い合うのがチームです。

身近なおとなが自分の苦手とするところを互いに補い合う姿も保育にとっては重要な要素になります。

子どもは身近なおとなをモデルとして、自ら発達していくものです。

完璧な人間がいないということは、イコール誰にでも足りない部分があるということです。

その足りない部分は、いくら努力したところで、なかなか身につくものではありません。

ですから、足りない部分を補おうと思えば、他人が必要になってくるのです。

他人に命令や指示で補ってもらうのでなく、互いに補い合うということを身に着けないといけないのです。

そうすることで、自然と役割分担もできてきますし、ひとりのおとな(子ども)が何もかもを抱え込まなくて済むようになります。

3番目は、他人を信じることです。

同じクラスチームの人、違うクラスチームの人、それぞれ役割が違います。

そして、それぞれの役割の人たちは、みんな真面目に保育に取り組んでいるのです。

一場面だけを切り取って、「あの先生はすぐさぼる」とか「すぐ失敗する」とか言うのではなく、そういう行動にならざるを得なかった理由が何かしらあるはずです。

誰の(子どもも)行動には、必ずその人なりの何かしらの理由があります。

その理由を聞くこともなく、頭ごなしに文句を言い合っても仕方ありません。

はっきり言って建設的ではないですよね。

他人を信じることは、自分が傷つくかもしれないとか裏切られるかもしれないという自己防衛の心理から、なかなか難しいように感じられますが、何もまるっきり何もかも信じるということでなくていいと思っています。

〇〇先生は、コレは得意だけど、アレは苦手だよね。

これだけでも十分だと思っています。

要するに、その人本来の姿を信じる、ということです。

最後は、クラスチームだけにこだわらず、園全体がチームであるという意識です。

これには、保育者も子どもも保護者も園に関係する人すべてを含みます。

クラスにはクラスの、保育者には保育者の、保護者には保護者の、子どもには子どもの、地域には地域の、それぞれの役割があります。

それぞれの役割をそれぞれが楽しくこなすことで、チームとして大きなひとつの円になっていくのだと思います。

やりきった!!

2012/07/04

昨日、一昨日と田中デイサービスにしっかり組さんで太鼓を演奏しに行きました。
行きのバスの中でドキドキしてる子やワクワクしている子がいて、テンションが上がっていましたが本番では、練習の時よりもとても集中していて大きな声を出して太鼓を一生懸命叩いていました。
自分もその姿を見て気合いれて叩こう!と思ってこども達と一緒に頑張って叩きました!
太鼓の演奏を終えてこども達は清々しい顔をして、何も語らず顔で“わかるよな?”みたいなオーラが出ていたと言うかそのくらいすごいやりきった感のすばらしい笑顔でした!
おじいちゃんおばあちゃんからの“アンコール”に“え~~!!”とびっくりしていましたが楽しそうに太鼓を演奏していました(^o^)

しっかり・わんぱく・わくわく組担当 しみずあつし

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