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2012年 7月

「いい子すぎる」子ども

2012/07/14

子どもは、親やまわりのおとなの愛情や賛同を得ることで大きな喜びを感じます。

そのため、ほめられたり認められたりすると、とても喜び、そのことで、自分の存在価値を確認します。

注意しなければいけないのは、そのために、自分の気持ち(情熱や生命力)を自分の中で押さえ込んでしまう子どもがいるということです。

「いい子すぎる」子どもや、「いろんなことができる」子どもほど、注意が必要です。

自分が愛されている、認めてられていると感じたいがために、自分自身の感情を押し殺していることがあります。

これはつまり、言い換えるならば、「自分自身の一部しか生きられなくなる」ことだと言えます。

親やまわりのおとなからの愛情や賛同は、本来ならば、空気のように「あって当たり前」のものであり、「何もしなくても手に入れられるもの」のはずですが、世の中には、子どもそのものではなく、「〇〇ができるから」「いい子だから」その子どもを愛するおとながいるんですね。

要するに、おとなから見て、自分の価値観に見合う子どもでないと愛せない。

子どもが何か人より優れているところがないと不安になる。

おとなの言うことを聞く子どもでないと認められない。

こんな感じでしょうか。

 

そんな親やおとなのそばにいる子どもは、不幸としかいいようがありません。

なぜなら、「そのまま」の自分では愛してもらえないのですから。

ですので、そういった子ども達は、とにかく「おとなの思ういい子」であろうと努力します。

行き過ぎた早期教育などがいい例ですね。

結果のためだけにとにかくがんばる。

愛情を得るために、がんばるわけです。

そこに、子ども自らの主体性や喜び、楽しみはほとんどありません。

そうやって生きてきた子ども達は、無気力なおとなになったり、何かしらの精神疾患を先々患うようになります。

 

今、目の前にいる子ども達は、ちゃんと自分の感情を表に出せているでしょうか?

喜怒哀楽を表現できているでしょうか?

表情が曇っていないでしょうか?

行動の基準が「おとな」になってないでしょうか?

 

それらのことを常に念頭において、保育していくことがとても重要だと思います。

豆乳

2012/07/13

私は、乳製品がとにかく大好きで、チーズや牛乳、ヨーグルトなどついつい摂りすぎてしまうことが多々あります。

欲望にまかせて摂取していると、血液検査などでコレステロール値が高くなったり、中性脂肪が高くなったりしてしまうのが困り物・・・。

ですので、牛乳の代わりに、豆乳を摂る様にしています。

牛乳と同じように使うことができ、牛乳に比べ、カロリーも脂質もぐんと低く、かつ、いろんな成分が含まれていますので、普段よく飲むカフェラテやミルクティーに使っています。

豆乳には、大豆イソフラボンという成分が含まれているのですが、これは、女性ホルモンの1種であるエストロゲンと同じ働きをするそうです。

骨粗しょう症予防・抗動脈硬化作用・更年期障害の緩和・乳がんや前立腺がんの予防などなど、女性には嬉しい効果があります。

また、最近の研究で、豆乳に含まれるゲニステインという物質が、腫瘍の血管新生を抑える働きがあることも分かってきました。

他にも、鉄分やマグネシウムも豊富に含まれていて、貧血や大腸がんの予防にも効果があるそうです。

月経前後の鉄分が失われやすい期間には、豆乳を飲むことで、月経障害が緩和されることもあるそうです。

おとなだけでなく、子どもにとっても、牛乳にアレルギーのある場合などは、豆乳で代替できますので、幅広く使える食品です。ただし、カルシウムはあまり多くは含まれていませんので、別の食品(牛乳と同程度のカルシウムは、同量の木綿豆腐などで補えます)で補うことをオススメします。

たなばたまつり2

2012/07/13

午後霧雨もみられた7日(土)、18時~七夕まつりが行われました。

私の担当はじゃんけんゲーム。

AKBのまゆゆのお面をかぶって、汗が目にしみながらのじゃんけん。

お面効果でいつもと違う子ども達の反応がみられました。

“きも~い”と言いながらうれしそうな小学生。

“だれ先生?”とお面をはずしたがる年長さん。

遠くから固まって見つめて、近づくと泣き出す2歳児さん。

大人になってもじゃんけんっておもしろいですね。

あっという間に終わってしまった七夕まつりでした。

看護師 そのだ

7月のクッキング

2012/07/12

こんにちは!

早いもので7月7日の七夕祭りも終わり、学校に行っている子ども達は夏休みがやってくるのですね~

七夕祭りには、沢山の卒園児が遊びにきてくれてうれしかったです・・・ゆっくりお話しできなかったのが残念でしたが、みんなの元気な顔が見れて良かった(*^。^*)

当日は手作りおやつのコーナーでフルーツ白玉とおからドーナツの引き換えをしていました…美味しかったかな?

 

7月のクッキングは17日にわんぱく組さん  紅茶クッキー

            20日にしっかり組さん   やきそば

クッキングの準備をお願いします  (*^。^*)

わんぱく組さんは2度目のクッキングになります

ねらいはおやつ作りをとおして、つくることの楽しさ大変さを知る です。

1回目の時は先生の説明を一生懸命に聞いている姿が印象的でした

たまごを割って、材料を混ぜ合わせて、成型をしてもらいます・・どんなかたちにできるかな?

簡単そうだけど・・・

今回はどんな様子をみせてくれるのでしょう・・とても楽しみです

自分たちが作ったものが食べれるおやつになる ってどんな気持ちなのかな?

・・・忘れなかったらたずねてみよう(*^_^*)

 

お米とぎもわくわく組さんの新メンバーの姿をみるようになりました (^_^)v

                             きっしー

 

ごめんなさいという言葉2

2012/07/12

ケンカの際、幼児クラスの子ども同士が「おはなしの森」で、時は年長児を仲介役にして話し合うことがあります。

問題を自分達で解決する能力を養うためのスペースです。

前日の、「ごめんなさい」という言葉ですが、この言葉を、心から自分が悪いことをしたと思い、相手を傷つけてしまったのではないかと気づいたときに、初めて子どもの口から自発的に出てくることがあります。

年長さんが仲介役に入っていることが多いのですが、この年長さんたちが、すごいんですよ。

ちゃんと当事者同士の気持ちを聞こうとする姿勢があって、それぞれの言い分をなんとか聞き取ろうとするんですね。

年長さんくらいになると、ずいぶんと自分の気持ちや思いを自分の言葉で上手に伝えられるようになってくるのですが、それより下の子ども達は、まだ自分の感情をどのような言葉で表現したらいいかわからないことが多いんですが、年長さんはそれを十分わかっています。

ですので、なんとか言葉や表情から気持ちを汲み取ろうとするわけです。

もちろん、年長さんが間に入っても、平行線を辿ってしまうときもあります。

そのときは、保育者が仲立ちに入ります。

まだ「おはなしの森」が発達上、不適切であったりもしますので、当事者の子どもの普段の発達をよく見ていないといけないわけです。

 

最近、少し気になるのが、注意するときの口調が強すぎる子が多いことです。

言っていることは正しいことなんですが、口調が強すぎて、言われた子どもが傷ついてしまうことがあります。

もう少し優しい口調で伝えるように子ども達に伝えていきたいと思います。

「もっと優しく言って」と言ったところで、伝わるわけがありませんから、さぁて、どんな方法がいいでしょうねえ。

きっと本人は、そんなにきつい口調で言っている意識はないんですよね。

やっぱりココは

「怒ってるの?」

という単純な質問が一番効果的かもしれません。

自分で気づかないと治しようもないですからね。

同時に、気づいているけどなかなかやめられないって事もありそうです。

ご家庭でも、子どもを注意するときの口調に気をつけてもらえると助かります。

もちろん、保育者全員も、もっと気をつけないといけないことですね!

お手本

2012/07/11

最近の01クラスでは食べるお手本として5歳児クラスのお友だち3人に降りてきてもらいお昼ご飯を一緒に食べてくれています。始めたばかりで少し緊張しているお友だちも中にはいますが回数を重ねるうちにしっかりぐみさん(5歳児)らしさを発揮してくれると思いますのでワイワイ賑やかになるのを期待しています。

他にもお昼寝のお手伝いや遊んでくれたりお世話もしてくれてほとんど一日01歳児で過ごしてくれるお友だちも居ます。ほんとにありがたいです。

01歳児担当 トッキ―

 

ごめんなさいという言葉

2012/07/11

子ども同士がケンカをしたとき、私は必ずしも「ごめんなさい」という言葉を言わせることが最終的な目標ではなくていいと思います。

どうしてケンカになったのか、互いに理由があるはずですから、互いの気持ちを聞くことや、ケンカになってしまう前にどのような対処をした方がよかったのかを考えさせることの方が重要だと思っています。

よく、「ごめんなさい」を言わせる保育者がいますよね。

私はそういう姿を見ると、なんのために言わせているんだろうと不思議に思います。

その「ごめんなさい」が子ども自らが考え、自分の悪かったところを本当に理解して発した言葉ならば、いいと思いますが、どうも多くの子どもが、「ごめんなさいと言えば終わり」と思っている気がします。

「ごめんなさいと言えば終わり」ということは、つまり、何がどう悪かったのかとかは考えずに、嫌なことを魔法の言葉で終わらせる方法をマニュアルとして覚えているだけにすぎません。

それに、往々にして、ケンカの当事者同士の子どもは、それぞれ自分の気持ちを受け止めてもらわないことには自分の行動を振り返ることはできません。

そして、自分の気持ちを十分に受け止めてくれたと子どもが感じると、必ずしもごめんなさいとかいう言葉は必要じゃなくなってくるものなんですよね。

 

確かにケンカはできるだけしない方がいいです。

ですが、ケンカを思い切りしたことない子どもが、ケンカの何がいけないのか、は一生理解できません。

そして、互いに心身ともに傷が残りにくい乳幼児期の初期だからこそ、ケンカの何がいけないのかを学ぶ期間だと思います。

その第一歩が、未満児における噛みつきや物の取り合いなどに当てはまるのだと思います。

 

ほいく

2012/07/10

お昼寝前に泣いている子がいました。理由を聞いてみると、”自分が使いたかったおもちゃをお友だちが使っていたから泣いた。”と話してくれました。自分はD君の話を聞いて”じゃあ、今度はこうしたらいいよね。”と説明だけして終わってしまいました。D君はその後もいらいらした感じでお友だちと関わっていました。D君の様子を観ていた保育士が”私は、遊べなかったおもちゃで遊ばせたいと思うんだけど・・・。”と昼寝の時間になって誰も居なくなってから話してくれました。

 昼寝の時間だから寝るのではなく、その子が今何をしたいのか、どうしたらすっきりとした気分でお友だちと関わっていけるのかその時に気づかされました。型にはめた保育ではなく、子ども一人ひとりに合わせた保育が大切なのだと再認識しました。

 345歳児担当 おーいわ

いじめ

2012/07/10

皆さんテレビなどのメディアで周知のことと思いますが、ここのところ、大津市の中学生の自殺の件で、いろんなことが分かってきています。

具体的ないじめの内容や、加害者側の少年達の氏名や素行などもネット上に出回っていて、見ることもおぞましいようないじめの内容が明らかになってきています。

よくもまぁ、ここまで残酷なことができたものだと、人間の「悪」の部分を目の当たりにさせられた感じが拭えない事件です。

その現場を見たわけでもないですし、身近な話でもないので、真実がどうなのかは、私にはわかりません。

メディアによる情報が100%正しいものでもないと思っています。

ですが、あまりにも隠蔽工作の匂いがプンプンします。

被害にあった子どもが自殺する前に、まわりのおとなは何かできたはずです。

人一人の命はそんなに軽いものではないです。

人間である以上、完璧な人間はいませんし、それぞれいい所も悪いところもありますが、今回の出来事は、あまりにも常軌を逸している気がします。

 

個人的には、いじめは大嫌いです。

まぁ好きな人はいないと思いますが・・・。

いじめほど、陰湿なものってないですよね。

いじめの方法は、学ばないと知りえないものです。

じゃあ誰が教えてるかといえば、「おとな」なんですよね。

身近な例で言えば、学校などに対しての陰湿なタイプのクレーム。

これも十分いじめだと私は思っています。

学校の先生は特に、義務教育の期間に当たるので、現代ではどうしても保護者よりも立場が弱いと思われています。

それに加え、現代の保護者の世代が昔の教師に対していいイメージがないため、それに対しての復讐の意味も込められていると思います。

実際、私自身も、学生時代に「いい先生」だと思える教師にはほとんど出会っていませんから。

ですが、それをそのまま、今の時代に当てはめて、教師に必要以上にクレームをつけるのは、そのまま自分の子どもに、「自分を正当化して相手を責める」ことを学ばせている気がします。

もちろん、明らかに学校側がおかしなケースもありますから、意見をするのは必要だと思っています。

ですが、その意見の方法が、声を荒げたり、脅したり、要するに、話し合う姿勢ではなく、意見のごり押しになってしまうと、子どもはそれを学びます。

そして、「話し合う」ということは覚えません。

これはそのまま、お店などでのクレームにも当てはまりますよね。

「お金払ってるんだから」

というのは、日本人がよく使うフレーズです。

では、お金さえ払っていれば何をしてもいいんですか?

お金よりも、人としてのあり方の方が重要ではないでしょうか?

たまに見かけますが、お店などで店員さんに声を荒げて偉そうに文句たれてる悪質なおとないますよね?

悪質な場合、ああいうの見ると、ハッキリ言って周りの人は迷惑で仕方がないです。

子どもにはまず見せたくないおとなの姿です。

怒鳴らずに話すことってできないんでしょうか?

言ったモン勝ちですか?

かっこいいと思ってるんでしょうか?

自分よりも立場の弱いものへのおとなの行動は、子どもは学習するものです。

 

今回の事件は、私は個人的に、まわりのおとなが原因だと思っています。

加害者の子ども達がした行動は、人として本当に最低な行動です。

ただ、その加害者の子ども達は、ある意味、まわりのおとなの被害者でもあると思っています。

人としてしていいこと・わるいことの区別を学ぶ機会に恵まれなかったのでしょう。

まわりのおとなが原因ということは、つまり、これまでの教育の劣悪さによるものでもあると思っています。

 

 

あちよちぐみさんにお邪魔しまーす。

2012/07/09

今日からあちよちぐみさんに4日間お邪魔します。

前回入ったのは4週間前なので、その間に、子どもたちは成長してるんですね~いろんな場面で成長が見れたんですが、

ごくごく一部だけご紹介しますね!!

手づかみで食べてた子がスプーンで食べ物をうまくすくってみたり・・・     

ほとんど食べてなかった子も食べ物を保育者のところに持ってきて、「何?」と聞き、食べ物に興味をもって1口は口に入れようとしてみたり・・・

それと今は、年長さんが数名お給食の時間になると一緒に食事をし、遊んでくれたりお昼寝も寝かせてくれるので、前回の時より

楽しく食事をしていたように思います。0.1歳児だけでなく5歳児も関わることで、雰囲気って変わるんですね!!

最近始まったばかりなんですが、これからが楽しみですね~

 

それと・・・7月7日の七夕祭りは、大勢の方が来ていただきありがとうございました。

職員の私たちも、地域の方や、卒園児さん(高校2年生)とも、お会いし近況報告してもらい、本当に嬉しく思います。

又、来年も来てくださいね!!よろしくお願い致します!!

 

                        2歳児担当のすえつぐでした!!

 

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