保育園では、日々、保育を行っているわけですが、毎日同じことの繰り返しになりがちで、どうしても保育に行き詰ってしまったり、「このままでいい」と思ってしまいがちです。
そのため、定期的に園のスタッフは様々なところに研修に出かけます。
もちろん、日常の保育に支障がないように日程やシフトを調整します。
特に、保育園などに勤めようとする人たちは、みんな真面目でまっすぐな人が多く、初めて勤めた園が「すべて」になってしまいがちなんですね。
世の中には本当にたくさんの園があります。
保育界は何かと閉塞的なところがまだ多く、他園を見る機会に恵まれないことが多くあります。
ですが、自園だけですと、視野が狭くなってしまいます。
保育において、視野が狭くなることは、子どもにとってはあまりいい影響を与えるとは思えません。
ですので、うちのスタッフには、本当にいろんなところに行ってもらっています。
県内はもちろん、九州各県、関東などの遠いところにも研修に行きます。
研修に行って戻ってきたスタッフは、表情がとてもきらきらしていて、いい刺激を受けてきたことが一目瞭然です。
しかも、ただ学んでくるだけでなく、すぐにいいと思ったものを取り入れてくれます。
それだけ、スタッフそれぞれが、子どものことを大切に思っているんだなぁと毎回感心します。