冬の時期、気になるのが乾燥です。
ひじやかかと、ひざなどが乾燥によって白く粉吹いたり、全体的に肌がカサカサしたり・・・。
数年前の冬、ある日、息子が膝をすりむいたのですが、乾燥により傷の治りは早いものの、今度は別のところがひび割れて血が滲んでました。
あまりお薬に頼りたくなかったため、市販の無添加のワセリンを毎日お風呂上りなどに塗ってあげてたのですが、冬が来るたびに毎日毎日保湿剤を塗らなければならない身体ではなく、自然に水分が足りている状況にしてあげたくて始めたのが石鹸づくりです(そもそもは、給食室で残った油を何かに再利用できないかと思って調べていたのですが・・・)。
手作りの石鹸には、オリーブ油やマカダミアナッツ油、レッドカロチーノ油などを使用します。サラダ油には、ほとんど有効成分は入っていませんので使用しません。
油以外の材料は、精製水と苛性ソーダ、あとはお好みによってエッセンシャルオイルなどで香りづけします。
完全に出来上がった石鹸は、成分のほとんどが普段食事の際に使っている油ですし、劇薬の苛性ソーダも、出来上がったころには石鹸成分となり、全く害がなくなります。小さな子どもが誤って口に入れても大丈夫なくらい天然の石鹸ができあがります。
何よりもうれしいのが、油に含まれる様々な有効成分が肌に働きかけるのと、天然のグリセリン(空気中の水分をひきつける効果があります)が、手作りの石鹸にはたっぷりと含まれていることです。
市販の石鹸、特に固形石鹸は、グリセリンとして別に商品として売り出されるために、このグリセリンを抽出してしまったものが多く、わざわざ後からグリセリンを少量加えたりしているものがほとんどです。
お菓子を作る感覚で気軽に作ることが出来ますし、無添加で、植物の持つ有効成分をたっぷり受け取ることができますので、物は試しに、と思って作ってみた石鹸を使ってびっくりです。
お風呂上りに保湿クリームなど塗らなくてもひじ・膝・かかとがガサガサすることもなく、真っ白に粉吹いていた息子の膝もつるつるに!
見事にハマってしまって、石鹸作りはこの数年、定期的に行い、今では市販の石鹸は使えません(笑)。
出張の際にもわざわざ自家製の石鹸を持参するくらいです。
石鹸がいいなら、化粧品もいいのでは??と、今では基礎化粧品もすべて手作りし、入浴剤はハーブやスキムミルクなどです。
おかげさまで、冬になっても息子の肌がかさつくこともなく、しっとり潤いのある肌を保てています。
私は・・・・
まぁ
ほら
年にはかないませんよね・・・・
うわあああああああああああああああん!!!!