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園長の日記

ちょっと…

2015/04/07

近所のサニーまで買い出し行ってくるわ!って体で言ってきますと言い残し、東京にいます(笑)

今回は、6月に香川で行われる第15回日本赤ちゃん学会のラウンドテーブルに出す企画の打ち合わせです。

今年のテーマは「赤ちゃんの脳と心を守る」という何とも多岐にわたって研究成果が発表されそうな内容です。

今年はどんな企画で行こうかなあと頭を抱えてるんですが、私はやはり、現場の人間ですから、現場ならではのものを出したいですね。

現場における乳児の脳機能の可塑性とか、愛着形成の変遷とか、そういうのも面白そうですね~♪

乳児がテーマになると、どうしても母子の関係性のみがクローズアップされがちですが、確かに、母子の愛着形成は重要ですけど、必ずしも母子間でしか愛着が形成されないかというと、私はそうは思いません。

そんなこと言っちゃったら、生まれたときから母親がいない子どもはみんなおかしくなっちゃいますよね。

母親でなくても愛着形成は成立すると私は思うんですが、その辺りを企画テーマに持ってくるのもいい切り口ではないかと思うわけです。

あとはエビデンス。

これは、発達グラフで充分立証される気もします。

まあ、まだ仮想の状態ですから、明日の打ち合わせ次第でどういう企画内容になるかはわかりません!

そういえば、羽田までの空路は初のスターフライヤーでした。

何気に念願だったんですが、最近はコードシェアという素敵なシステムのお陰で、ANAなのにスターフライヤーを利用できるという嬉しい経験ができました!

内装が黒の革で統一されていて、USB充電やフットレストなど、ちょっぴり粋な設備が整ってました。

カッコいいぃぃぃ!!!

 

まあ、3分の2は夢の中でしたけどね!!(笑

卒園

2015/03/31

 

先日の日曜日に無事に、卒園式が終了致しました。

毎年、様々な来賓の方がご臨席くださり、ご厚情に感謝致します。

今年度は、19名の卒園児が、園を旅立っていきました。

BGMと共に、卒園児がアーチをくぐって入場してくるんですが、ダメですね~。

開始3秒で泣いちゃいました(笑)

すべては美幸ちゃんが悪い!あくまでももらい泣きですから!!

卒園証書もまともに読めないし、途中つまっちゃって時間くっちゃうし・・・。

証書読み上げてるときに、それぞれの子どもの思い出が、一気にあふれ出てくるんですよね。

今年は泣かないつもりだったのになぁ(笑)

予定は未定ですね、うん。

そして、31日最後の保育園生活の夜は、毎年恒例の、年長さんの最後の居残り。

ごはん作って持っていくと、みんな汗だくでした。

暴れすぎ(笑)

長い人生の中で、この数年は、あっという間に過ぎていきますが、うちの園で学んだこと、経験したこと、感じたことを、これからの人生の礎にして、それぞれの子どもが自分なりに人生を楽しんでくれたらと思います。

それぞれが自分なりに人生を謳歌し、様々な葛藤を抱えながらも前を向いて、人とつながることを喜び、そして、ちょっとでいいから、自分以外の誰かの役に立つような、そんな大人になってほしいと切に願います。

最後になりましたが、保護者の皆様、ご卒園おめでとうございます。

園生活の中で、当園スタッフ一同、不行き届きな点も多々あったかと思いますが、いつも暖かく見守っていただき、また、共に子どもたちを育てるというスタンスでたくさんのご協力を頂きましたこと、心より感謝申し上げます。

あっ!

卒園証書に私の涙と鼻水がついてたらごめんなさい!(笑)

エグゼクティブアドバイザー

2015/03/04

先ほど、園に戻ると、株式会社C様(笑)より贈り物が届いていました。

先日、ある保育園さんのスタッフさんにソフトの使い方をレクチャーしました。

うちの園で、どの様に使用しているか、発達経過のチェックの頻度や、保幼小での連絡での生かし方、園内での記録やデータ保存などなど、限られた時間ではあったのですが、ざっとお伝えしたわけです。

来園されたスタッフさんが、初めてソフトを使用するとのことでしたので、ログインの方法や、職員・園児などの管理などもお伝えしたのですが、やはりここは、直接C様(笑・しつこい?)の方が園へ出向かれて、全職員でレクチャーしてもらうのが一番いいのではないかとお節介を焼きまして・・・。

すぐにお電話を入れ、その旨をお伝えしたところ、見事に株式会社Cのエグゼクティブアドバーザー認定を受けることができました!!!!(笑)

これからは、園長としてだけでなく、株式会社Cのエグゼクティブアドバイザーとしても各園にて奉仕させていただく所存です!!!!(笑)

 

えーっと・・・

レクチャー料を請求してスミマセン!!もう余計なことは言いません!!!(笑)

まさかほんとに甘味が届くとは・・・(笑)

うちのスタッフみんなで味わって頂きたいと思います。

Cの皆様、ありがとうございました!!

 

これ美味しいんですよね!!やったね!!!

音楽の話②

2015/03/02

最近観た映画で、ニコロ・パガニーニの生涯を題材にしたものがあります。

作品中で使われているのは、もちろんほとんどがパガニーニの曲です。

これが最近の私のお気に入りです。

主演を務めているのは、デイヴィッド・ギャレット。

実際に彼は、ヴァイオリニストであり、作品中の演奏も、彼自身が行っています。

彼は、現代のパガニーニといわれるだけあって、その演奏技術や表現力など、類を見ないほどの才能の持ち主です。

クラシックだけにとどまらず、メタリカやAC/DC、ニルヴァーナなどの曲のコピーをヴァイオリンでこなすなど、世界的にも有名なヴァイオリニストです。

映画の中でも、これほどパガニーニを情緒豊かにかつ優しく色気たっぷりに演じられるヴァイオリニストって他にいないんじゃないでしょうか!!!

楽器の音の違いなどの知識は持ち合わせていませんから、詳しいことはわかりませんが、感覚で生きている私にとっては、いい音楽はやっぱり心の琴線に触れるものがあります。

なんだか、デイヴィッド・ギャレットの紹介で終わっちゃった気がしますけど(笑)、音楽好きな私にとっては、現代のように様々なジャンルの音楽が、CDなどを買うこともなくネットなどで楽しめる環境は、とても有難いです!!

でもやっぱり生音が一番いいですけどね!!!

 

音楽の話

2015/02/28

世の中にはたくさんの音で溢れかえっています。

様々な機器が発達している現代では、機械による音楽作成も簡単にできます。

音楽のジャンルも以前に比べると複雑化かつ細分化しています。

私たちおとなは、どうしても、音楽というと、出来上がった曲のことを思い浮かべてしまいます。

しかし、子どもにとっては、雨の音や風の音などの自然の音・物がぶつかったり落ちたりする音・人の声などなど、身の回りにあるすべての音が、音楽となりえます。

もちろん、おとなのいう「音楽」のように、メロディがしっかりしたものではないですが、そもそも「音楽」とは、「音を楽しむ」ものです。

音を楽しみ、それらを自分なりのリズムで心地よさを感じることが、そもそもの音楽の素晴らしさではないでしょうか。

長年、赤ちゃんと音楽の関係性について様々な研究をされている埼玉大学の志村洋子氏によれば、「人間それぞれ、持っているリズムが違う」とのこと。

これはつまり、ゆっくりしたリズムを好む子もいれば、早いリズムを好む子もいるということです。

保育園=童謡やわらべうたというイメージが刷り込まれていますが、確かに童謡やわらべうたは、子どもの情緒を安定させるなど、その効果は周知の通りですね。

クラシックも同様の効果があるとの報告もなされています。特にモーツァルトは、脳のアルファ波を刺激し、安定をさせる効果があるとの報告もありました。

きっと、大多数の子どもが、その効果の恩恵にあずかれるのでしょうが、では、早いリズムを好む子どもはどうなんでしょうか。

また、メジャーコードを好む子とマイナーコードを好む子といますよね。

ロックのように、早いビートを好む子は、きっと、童謡などのゆっくりしたリズムだと、つまらなく感じちゃうんでしょうね(笑)。

明るいヴィヴァルディよりもちょっと暗めのラフマニノフが好きだって子どももいるでしょうね。

このように、音楽ひとつにしても、好みは様々です。

私たちは、音楽一つにしても、日々、それぞれが持つ個性をつぶさないように、いろんな側面から物事を考えていかなければいけないな~と、ふと思った2月の終わりでした♪

ワークライフバランス

2014/11/25

世の中で生きていくためには、仕事は欠かせません。

仕事と一口に言っても、その内容は様々で、たくさんの職業が存在します。

必ずしも、外に働きに出ることだけが仕事だとは私は思いません。

家庭に居ながら主婦業をこなすことも仕事だと思っています。

人間は、1日24時間の3分の1以上を仕事に費やしていますが、日本における仕事の時間は多すぎる気がします。

確かに仕事は生活していくためにも必要ですし、人間は社会的な生き物ですから社会的なかかわりを持つという意味でも必要です。

ただ、仕事に追われるあまり、余裕がなくなって大事なものに気づけなかったり、なくしてしまったりということも起こります。

人生において、自分の時間を持ち、一人の人間として何かを考え、何かを楽しみ、何かに感動し、時に悲しんで、そういった時間を過ごすことも、大事ですよね。

自分の時間を持つということは、これまではただ単にワガママであるとか、自分勝手だとかと解釈されてきましたが、現実的に考えて、例えば夫婦であっても、それぞれが自分の時間を持ちつつ、互いに力を合わせるときは協力し合うという姿勢が夫婦円満の秘訣のひとつかもしれませんね。

必ずしも常にだれかと一緒にいることが、協調性があるというわけでなく、必要な時に必要な協力をしあうことが本当の意味での強調性だと思います。

まぁ結婚に失敗した私が言うのもなんですけど!!!!(笑)

仕事ばっかりの皆さん

たまには自分の時間を持ったり家族の時間を持ったりしながら、バランスよく生きていけるように、ちょっと立ち止まってみませんか?

HP

2014/05/01

園からのお知らせにも書いていますが、うちのHPがバージョンアップされています。

※HPは病院でもヒットポイントでもなくホームページですよ!

現在、園には様々な国の子どもが通っています。

つまり、それだけ言語が多様化しているわけです。

ここは日本ですから、日ごろのコミュニケーションは日本語になります。そして、私たち園のスタッフは残念ながら日本語しか話せません。

英語ならば、なんとか日常会話くらいはできるものの、教育の弊害により(笑)、恥ずかしさが出てしまって、なかなかうまくいきません。

英語ですらそうですから、他の国の言語となると、なおさら難しいわけです。

ですが、話せなくても、園の情報をなんとか伝えることができます。

それはHPなどネット上での情報です。

ネットを介して、うちの園の理念や日ごろの子どもの様子など、日本語がわからなくても知ってもらうためには、HPそのものを多国籍な言語で表示すればいいわけです。

そこで、ものは試しに、HPを作成してくれた株式会社カグヤのスタッフに聞いてみたわけです。

もちろん園のお財布と相談しなければなりませんから、ちょっと聞いてみる、って感じだったんですが、なんとまぁ!!

昨日の夕方には、園のHPが多国籍な言語に対応しているじゃありませんかっ!!

素敵!!

この場をお借りして、カグヤの眞田様と澁谷様に改めて御礼申し上げます!

 

世の中、なんでも言ってみるもんだな・・・(ボソッ

動物園の下見

2014/04/30

今日は、おーいわくんとますみちゃんと一緒に親子遠足の下見に行ってきました。

例年、動物園に親子遠足にでかけますが、年々パワーアップしています。

うさぎさんコースとかめさんコースを歩いて、それぞれのコース決めをしてきました。

かめさんコースを逆行して、入口へ戻ったのですが、途中のカワウソコーナーでムネアツ!!!

水槽の端と端をつなぐパイプがあって、中央にちょっとした水場とはしごがあるんですね。

そこの一方のパイプに、びしょびしょに濡れそぼってぺしゃんこになったカワウソちゃんたちが寝てたんです。

それを真下から見れるようになっていて、胸キュン☆

他にも、フクロウが首をぐるって回したり、チンパンジーが縄を行き来したり・・・。

少しずつの改装ですが、来る人が楽しめるようになっています。

明日、遠足のお知らせを配布します。

どちらのコースにするかは、お子さんと話し合って決めてくださいね!

遠足たのしみ!!

そして、遠足後、動物を見た子どもたちが日ごろの保育中にどのようにその刺激を自分なりに表現していくのかも楽しみですね!

懇親会

2014/03/04

先日の発表会は、皆様方のご協力により無事に終えることができました。

改めて感謝申し上げます。

例年、保護者会役員会の主催で、発表会の後に懇親会を行うのですが、今年もまた、たくさんの保護者の方とお話することができました。

和気あいあいとしたムードの中で、普段はゆっくり話せない方々といろんなお話ができるのは、私たち職員にとっても嬉しいことです。

会場のあちこちで、爆笑や涙が繰り広げられ、つられてお腹が痛くなるまで笑ったり、もらい泣きしそうになったり・・・。

私としては、保護者の皆さんが、うちの職員を暖かく見守ってくれる姿が一番嬉しかったです。

ちょっとお酒が入りすぎてしまった職員もいましたけど!!(笑)

ご迷惑おかけしたお母さん、ごめんなさい!!(笑)

本人は、半分は記憶があるそうです!(笑)

今年初めて参加してくれた保護者の方が、「来年もぜったい参加する」と仰ってくださいました。

来年の役員さんはまだきまってませんが、次年度もぜひ、楽しい時間をよろしくお願いします。

 

 

しかし・・

もつ鍋おいしかったな・・・うん・・

情報

2014/01/22

現代は情報社会と言われるように、様々で膨大な情報が飛び交っています。

インターネットの普及とともに、個人が入手できる情報は、飛躍的に多くなりました。

テレビや新聞や雑誌・書籍などだけでなく、インターネット上の情報を家にいながら、また、出先でも簡単に入手できます。

インターネットが手軽にできる携帯電話も普及していますから、誰でも簡単に、必要な情報をすぐに入手できます。

本当に便利な世の中になったものですね。

情報が多いことは、とても助かる反面、どの情報が正しいのか、どの情報が自分位とって必要なのか、その見極めが難しくなってきます。

あっちでは黒と言っていたものがこっちでは白だと言われる。

そういう経験ありませんか?

情報は、使い方次第で、自分にとってプラスにもマイナスにもなりますね。

そこで、大事なのが、情報処理能力です。

どの情報が自分にとってプラスになるのか、今の自分に必要なのはどの情報なのか、それを自分で判断するしかないわけです。

その判断をするためには、常日頃から、自分の考えをしっかり持っておかなければなりません。

いわゆる「意志」ですね。

人間は自分の意志によって自分の行動を決めます。

ですが、この意志が十分に育たないまま、おとなになってしまうことがあります。

いわゆる「指示待ち族」といわれる社会人もこれに当てはまると思います。

どうしてそのような育ち方をしてしまうのでしょうか。

様々な原因があると思いますが、大きな原因のひとつとして、それまで意志を尊重されてこなかった、逆に言えば、意志を尊重される経験をしていないことが挙げられるのではないでしょうか。

自分の人生は、自分で歩んでいくしかありません。

周囲の人々に支えられ、助けられますが、決定するのは自分にしかできません。

ところで、意志はいつから芽生えるのでしょうか。

これはみなさんびっくりされると思うのですが、実は生まれたての赤ちゃんでも備わっているのです。

例を挙げれば、授乳です。

生まれたての赤ちゃんは、誰に教わるでもなく、お腹いっぱいになったら乳首から口を離します。

これは、「おなかいっぱいだから、もういらない」というサインです。

生まれてすぐの赤ちゃんですら意志があるわけです。

まぁ、学術的に言えば、それを意志とは言わずに、本能の枠に入れてしまうのかもしれませんが、私は人間である以上は、意志があると認識しています。

そうやって、赤ちゃんが意志表示をするのに、過干渉なおとなは、マニュアルという情報だけに頼って、「○○cc飲まないと!」と言って無理やり飲ませようとするわけです。

これって、意志を尊重しているとは言えませんよね。

生まれてまもなくから意志を尊重される機会は十分にあるわけです。

それなのに、意志を表示することが短絡的に「わがまま」であるとか、「悪い子」であるとか間違った認識をされると勿体無いですよね。

特に、乳幼児期は、自分の意志をしっかりと持ち、それを適切に自分の人生に生かしていくことの基礎を身につける時期ですから、この時期に、おとなが過干渉になったり、一方的に知識やルールを注入したりするのは、とても勿体無いことです。

勿体無いどころか、「自分のことを自分で決める」という力を奪ってしまうことにもつながります。

誤解のないように書きますが、自分の意志を表示するには、最低限のルールは必要です。

他人に故意に迷惑をかけないことや、傷つけないこと、危害を加えないこと、命に危険のあるような行為をしないことなどのルールの上でのことです。

保育園というところは、人間の一生にとって大事な乳幼児の時期です。

人格形成での時期でもあります。

人生の基礎になるわけですから、保育にあたっては、子どもひとりひとりの「人生」というスパンで考えないといけないわけです。

私たちは、いつも、目の前の子どもたちが「大人になってから」どうなのか、を頭に置きながら、長期的な視点から保育にあたっています。

それが、保育の義務だと思います。

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