情報リテラシーとは、情報機器やITネットワークを通して、情報やデータを管理し、活用する能力のことを言います。
簡単に言えば、溢れかえる情報の中から、自分に合った情報を見つけ出し、何が本当で何が嘘かを見極め、的確に活用していくことです。
ドイツでは、日本における健康・人間関係・環境・言葉・表現の5領域に、この情報(メディア)リテラシーが含まれるところが多いようです。
日本においては残念ながらまだ、この部分は指針に記載はありませんが、小学校や中学校における、インターネットの使用法やLINEなどのコミュニケーションツールに関する注意事項などがこれにあたるといえます。
最近は、テレビや新聞・雑誌などのメディアだけでなく、ネット上でも簡単に情報を入手することができます。
ちょっとした調べものも、以前ならば図書館に行ったり、実際に書籍を購入したりしなければならなかったのが、キーワードを検索するだけで、簡単に関連する事柄に関する知識を入手できます。
しかし、特に、最近の情報は、ちょっと考えれば嘘だとまでは言えなくても、かなり事実を捻じ曲げて購入意欲を煽ったり、目立とうとしたりといった思惑が見えるものばかりで、まともな情報に出会いないことが増えてきました。
ちゃんとした根拠もなく、I thinkだけで情報発信している内容のものが多いですよね。
そして、それをそのまま鵜呑みにするおとなの多いこと多いこと(笑)
与えられた情報に対して、まずは「ほんとかな」「どうしてかな」と疑問を持つことが、論理的思考の第1歩なんですが、ここが日本ではしっかりとした教育がされてませんから、鵜呑みにするというお粗末なことになっちゃうんでしょうね。
ネットなどは、個人の特定ができないようなものも多いため、無責任な発言が多いですしね。
今の子どもたちには、情報に対しての正しい取り扱い方をしっかり身に付けておとなになってほしいものですね。