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子どもエッセイ

2045年

2015/10/20

近年のITの発達は目覚ましいですね。

巷では、2045年問題で大騒ぎ(一部?)されています。

2045年には、AIが人間の知能を超えてしまうことが予期されていて、これまで人間が行ってきた仕事を代わりにAIが行うようになり、人間の職が奪われてしまうといった問題が起こることが提起されています。

すでに、将棋やチェスなどは、AIが人間に勝つようになっています。

実感できるところですと、長崎のハウステンボスにオープンした「変なホテル」や羽田空港国内線の手荷物の預かりなどですね。

「変なホテル」は、受付からポーターまで、すべてがAI対応のホテルです。

ただし、お部屋のクリーニングなどは、別途料金を支払って、人間にやってもらいます。

羽田空港での手荷物は、他の航空会社は経験ありませんが、ANAの場合、従来は、人間対応のカウンターにて預けていましたが、現在は、ドラム式洗濯機のような機械に自分で預けるようになっています。

どちらにしても、これまでは人間が対応していたものです。

例えば、それぞれ10人の配置だったとします。それをAIに変えることで、トラブル時対応の人間配置のみで賄えるようになります。

それぞれ1人ずつとしましょうか。

単純に考えて、それぞれ9人の人間が不要になります。併せて18人です。

たった2か所の配置場所だけで、18人もの人間が不要になるわけですね。

これを拡大して、ひとつの企業、ひとつの地域、ひとつの都道府県って考えたら・・・。

どれだけの人間が不要になるんでしょうね。

2045年、つまり30年後には、従来の人間がやってきた仕事が6割も7割もAIにとってかわられるといわれています。30年後ではなく、20年後と考えている識者もいます。

ただ、現在ではまだAIは、人間特有の「感情」を持っていないと言います。

しかし、人間の「感情」が、「脳機能の働き」だとするならば、そう遠くない未来に、人間の脳機能が解明され、AIに生かされる可能性もあります。

また、AI自身が、自己成長をしていく可能性もあります。

まだまだ先の話のように感じますが、2045年にはどんな世の中になっているんでしょうか。

不安もありますが、楽しみでもありますね。

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