それほど植物には詳しくないのですが、昔から好きな花があります。
画像のトルコキキョウです。
春ごろから9月頃までが開花シーズンで、この時期には、自宅のキッチンのカウンターに登場することが多い花のひとつです。
名前からすると、原産国がトルコであると思われがちなのですが、実はアメリカという(笑)意外性もまたいいですね。
元々は、大正から昭和にかけて日本にはいってきた品種とのことですが、2度にわたる世界対戦で、品種が根絶させられてしまった国が多く、現在では、日本が品種改良の中心となっており、全体のほとんどの品種が日本産のようです。
画像の通り、ふわふわとした花びらが印象的で、一見バラのようにも見えますが、バラのようにきりっとした感じではなく、どこか柔らかさがあって、前に出て目立たなくとも存在感はしっかり自己主張するという感じの印象です。
この柔らかさがダイスキで、色もその時に気分によって、白やピンク、紫と白のツートンだったりと、ついつい他の花ではなくトルコキキョウを選んでしまいます。
ほんのちょっとしたことなんですが、花や草などの植物をほんの少し飾ってみるだけで、お部屋全体の雰囲気ががらっと変わったり、落ち着く空間へと変化したりします。
こういうとき、自然界の力の不思議さを、感じてしまいます。