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2017年 7月

子ども同士の関わり

2017/07/31

1歳児さんでの出来事です。よくある、絵本の取り合いになり、お互い譲る事ができずに取り合いが続いていた時、

その様子を見ていたひとりの女の子が、絵本棚から絵本を取り出してきて、取り合いしてる子のそばにいき

絵本を渡して去っていきました。    しばらくすると、もらった絵本をみて、取り合いもなくなりお互い泣き止んで

いました。 保育者が、間に入らなくても子ども同士で解決できたので、それを見ていた私は、すぐに入らなくて良かった

~と思いました。たくさんの取り合いを見てきたからできた行動なので、これからも、子ども同士の関わりを増やしていき

たいです。

 

                              0・1歳児担当のmiyukiでした。

愛のムチ

2017/07/10

先般、厚生労働省より、「愛の鞭ゼロ作戦」のパンフレットが発行されました。

大人による体罰や暴言が、子どもの脳を萎縮・変形させてしまうという科学的な実証がもとになっています。

福井大学のこどものこころ発達研究センターにおいて、虐待を受けた子どもの脳をfMRIにて調査したところ、体罰により前頭前野が萎縮し、暴言では聴覚野が変形してしまっているとのこと。(友田明美教授)

国連においては、体罰や暴言を法的に禁止しているところは50か国以上にのぼっています。日本においては、まだ法的整備まではいっておらず、ガイドラインどまりです。

近年の脳科学や遺伝学の進歩は目覚ましく、様々なことがわかるようになってきました。その結果、これまではいわゆる「精神論」で済まされてきたことも、科学的な根拠をもとにタブーとなってしまうことも増えてきました。

子育てにおいては、誰もがイライラすることもかっとなってしまうこともありますよね。子どもにとって、おとなの体罰や暴言はよくないことだと頭では理解できていても、実際はなかなか抑えがきかずについ・・・というのが子育て世代の現状ではないでしょうか。

これまでの精神論は、そういった大人の抑えの利かなさを、自己保身や正当化するために、「子どものため」「しつけ」と称して行ってきた感は拭えません。

特に、育てにくさを感じる子どもの場合、体罰や暴言に遭う確率はどうしても高くなってしまいます。

体罰や暴言を行う大人を責めてしまうことは簡単です。

しかし、「なぜ大人が体罰や暴言をおこなってしまうか」にも目を向けることも大事なことです。

多くの場合、体罰や暴言などを行う大人が、体罰や暴言によって育てられてしまった環境が存在します。自分が育てられた環境を、そのまま行っている場合がよくあります。正しい子育ての方法を知らないわけですね。

ここで、いわゆる負のループが生まれてしまいます。

親から子へ、その子から次の世代へ、と望ましくない育児方法が伝達されてしまうわけですね。

そこを変えていくことは、時間も労力もかかります。

しかし、どこかで変えていく、断ち切ることをしなければ、いつまでたっても大人の犠牲になってしまう子どもは減ることがないですよね。

子どもに悪影響な子育てを変えていく、断ち切っていくことが、いまの大きな課題のひとつですね。

そのために、国、行政や関係機関、私たち保育所など乳幼児の教育に携わる人間は、その事実を受け止めつつ、単純に親のニーズだけを受け入れるだけではない子育て支援を充実させていくのが使命でもあります。

台風シーズンの送迎について

2017/07/03

何らかの警報が発令されている場合は、送迎バスは運行をストップ致します。

また、園児の送迎の際は、園児の安全のため、できるだけ警報発令時以外の時間帯で行って頂きますようお願い致します。

 

7月の予定

2017/07/01

1日(土) たなばたまつり

5日(水) 退避訓練

6日(木)~7日(金) しっかり組 田中デイサービス訪問

18日(火) 身体測定

19日(水) プール開き

21日(金) お誕生日会

25日(火) わんぱく組 クッキング

28日(金) 前原小学校 就学前健康診断(しっかり組)

29日(土)~30日(日) しっかり組 一泊保育

   ※台風等の場合は翌週末に延期

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